2015年08月26日
【ヒノヒカリ】出穂期は8月下旬見込む
■ヒノヒカリ
佐賀を代表するお米です。
県内では「さがひのひかり」として販売されていますが、九州をはじめ関東・関西にまで出荷され「色つや・うま味・粘り」の三拍子揃ったお米として多くの支持をいただいております。
太陽と愛情を両親に丹精込めて育てられた、佐賀米の健康優良児です。
(1)田植え時期 6月下旬
(2)収穫時期 10月上旬
三神地区の天候は、7月29日の梅雨明け以降、8月上旬まで気温は高く推移。降水量は少なく、日照時間は平年より多く推移したものの、8月中旬以降は、気温はやや低く、降水量は多く、日照時間は少なく推移しています。
今回調査を行った、ヒノヒカリ情報田では6月20日に移植作業を実施。(生育概況については下記の数値を参照)
情報田の生育状況は、平年に比べると草丈は高く、茎数は少なく、主稈出葉数は平年並み、葉色は平年に比べると淡くなっています。6月20日頃に移植された圃場では、出穂期を8月28~29日と見込んでいます。
■情報田生育概況(ヒノヒカリ、神埼市千代田町、8月20日調査)

注1)6月20日移植
注2)平年値は平成21~26年の平均値
県内では「さがひのひかり」として販売されていますが、九州をはじめ関東・関西にまで出荷され「色つや・うま味・粘り」の三拍子揃ったお米として多くの支持をいただいております。
太陽と愛情を両親に丹精込めて育てられた、佐賀米の健康優良児です。
(1)田植え時期 6月下旬
(2)収穫時期 10月上旬
【生育調査:8月20日(木)】
三神地区の天候は、7月29日の梅雨明け以降、8月上旬まで気温は高く推移。降水量は少なく、日照時間は平年より多く推移したものの、8月中旬以降は、気温はやや低く、降水量は多く、日照時間は少なく推移しています。
今回調査を行った、ヒノヒカリ情報田では6月20日に移植作業を実施。(生育概況については下記の数値を参照)
情報田の生育状況は、平年に比べると草丈は高く、茎数は少なく、主稈出葉数は平年並み、葉色は平年に比べると淡くなっています。6月20日頃に移植された圃場では、出穂期を8月28~29日と見込んでいます。
■情報田生育概況(ヒノヒカリ、神埼市千代田町、8月20日調査)
注1)6月20日移植
注2)平年値は平成21~26年の平均値
(情報提供:三神農業改良普及センター)
Posted by 佐賀米マーケティング協議会
at 14:44
2015年08月26日
【よかもち】幼穂形成期。出穂に向け生育中
■ヒヨクモチ
佐賀県のもち米作付の大半を占める主力品種です。主に平坦地域で栽培され、色つやよく、程よいねばりが特徴の優良品種です。
ヒヨクモチは、コシがあって風味に優れており、包装もちやあられ、おこわや和菓子等の原料として人気のあるお米です。
一部の山間地では早期出荷向けの「ヒデコモチ」が栽培されています。
(1)田植え時期 6月下旬
(2)収穫時期 10月下旬
三神地区の天候は、7月29日の梅雨明け以降、8月上旬まで気温は高く推移。降水量は少なく、日照時間は平年より多く推移したものの、8月中旬以降は、気温はやや低く、降水量は多く、日照時間は少なく推移しています。
今回調査を行った、ヒヨクモチ情報田では6月21日に移植作業を行いました。(生育概況については下記の数値を参照)
情報田の生育状況は、草丈は平年に比べ低く、茎数は平年より少なく、葉色は平年より淡い状況となっています。6月21日頃に移植された圃場では、幼穂が10㎜程となり幼穂形成期を迎えています。
■情報田生育概況(ヒヨクモチ、神埼市千代田町、8月20日調査)

注1)6月21日移植
注2)平年値は平成21~26年の平均値
ヒヨクモチは、コシがあって風味に優れており、包装もちやあられ、おこわや和菓子等の原料として人気のあるお米です。
一部の山間地では早期出荷向けの「ヒデコモチ」が栽培されています。
(1)田植え時期 6月下旬
(2)収穫時期 10月下旬
【生育調査:8月20日(木)】
三神地区の天候は、7月29日の梅雨明け以降、8月上旬まで気温は高く推移。降水量は少なく、日照時間は平年より多く推移したものの、8月中旬以降は、気温はやや低く、降水量は多く、日照時間は少なく推移しています。
今回調査を行った、ヒヨクモチ情報田では6月21日に移植作業を行いました。(生育概況については下記の数値を参照)
情報田の生育状況は、草丈は平年に比べ低く、茎数は平年より少なく、葉色は平年より淡い状況となっています。6月21日頃に移植された圃場では、幼穂が10㎜程となり幼穂形成期を迎えています。
■情報田生育概況(ヒヨクモチ、神埼市千代田町、8月20日調査)
注1)6月21日移植
注2)平年値は平成21~26年の平均値
(情報提供:三神農業改良普及センター)
Posted by 佐賀米マーケティング協議会
at 14:43
2015年08月25日
【上場こし】検査は全量、「1等」格付け

27年産は、梅雨明け後の天候に恵まれ、昨年よりも良質な出来となっています。
3人の農産物検査員が、米袋から抽出した米粒の水分量や大きさ、厚さ、被害粒の混入状態などを入念に検査。検査員の熊本誓喜さんは「植え付け時期は、天候が悪く心配していたが、良質な米が出来て良かった」と話しました。
JAからつ西部地区では、400戸の農家が約260haのコシヒカリを栽培しており、収穫は8月中旬~9月上旬まで続く予定で、収穫量は生籾で1200tを見込んでいます。
Posted by 佐賀米マーケティング協議会
at 10:50
2015年08月17日
【上場こし】稲穂黄色に色づき収穫間近
■上場(うわば)こしひかり
佐賀県の北西部、玄界灘に面するJAからつ上場地区(主に東松浦郡、唐津市肥前町、唐津市鎮西町)で生産されるコシヒカリです。
昼間は対馬海流の影響を受け温暖ですが、反面日が沈むと冷涼な気温となります。この温暖差がごはんの甘みを増す最大の条件。
また上場地区にもたらされる天然水で、一粒、一粒、厳しい玄海の風と大地の中で丹精込めて育てたお米です。
(1)田植え時期 4月下旬~5月上旬
(2)収穫時期 8月中~下旬
※8月中下旬に出荷開始予定
佐賀県伊万里・唐津方面の8月上旬の天候は、平均気温はほぼ平年並み、降水量はほぼなく、日照時間は平年に比べ多い状況となりました。

現在、上場地区内一般田の生育状況は、穂の色も徐々に黄色く色づき始めるなど黄熟期となっています。(下記写真参照)
7月には台風も発生しましたが大きな被害もなく収穫へ向け順調に生育が進んでおり、収穫は8月17日頃からの開始を見込んでいます。


▲上場地区内の一般田圃場の様子
昼間は対馬海流の影響を受け温暖ですが、反面日が沈むと冷涼な気温となります。この温暖差がごはんの甘みを増す最大の条件。
また上場地区にもたらされる天然水で、一粒、一粒、厳しい玄海の風と大地の中で丹精込めて育てたお米です。
(1)田植え時期 4月下旬~5月上旬
(2)収穫時期 8月中~下旬
※8月中下旬に出荷開始予定
【生育調査:8月11日】
佐賀県伊万里・唐津方面の8月上旬の天候は、平均気温はほぼ平年並み、降水量はほぼなく、日照時間は平年に比べ多い状況となりました。

現在、上場地区内一般田の生育状況は、穂の色も徐々に黄色く色づき始めるなど黄熟期となっています。(下記写真参照)
7月には台風も発生しましたが大きな被害もなく収穫へ向け順調に生育が進んでおり、収穫は8月17日頃からの開始を見込んでいます。


▲上場地区内の一般田圃場の様子
Posted by 佐賀米マーケティング協議会
at 11:01
2015年08月17日
【夢しずく】幼穂形成期~穂ばらみ期
■夢しずく
平成12年に本県において育成された良質・良食味品種です。ふっくらとしてツヤ、光沢のあるお米で、食味はコシヒカリ並の良食味として知られています。
新世紀の佐賀米作りへの「夢」と、朝露に濡れる稲の新鮮なイメージを「しずく」と表現し、「夢しずく」とネーミングされました。米袋のデザインは佐賀県厳木出身の風の画家中島潔さんのあたたかなイラストになっています。
(1)田植え時期 5月下旬~6月中旬
(2)収穫時期 9月中旬~下旬
北部九州は7月29日、平年より10日遅い梅雨明けとなりました。8月上旬の平均気温は平年並み、降雨は無く、日照時間は平年を上回りました。
情報田での生育概況は、草丈は平年並、茎数は平年より少ない、主稈出葉数からみた生育は平年よりも遅れており、葉色は平年よりも濃くなっています。(下記の数値参照)
一般田での生育状況は、穂ばらみ期となり6月15日頃移植を行なった圃場では8月16~18日頃を出穂期と見込んでいます。
■情報田生育概況(夢しずく、武雄市橘町、8月5日調査)

注1)6月14日移植
注2)平年値は平成13~26年の平均値

▲武雄市内の一般田圃場。移植日は6月14日。8月11日撮影
【草丈:91.6㎝、茎数:315本/㎡、葉齢:12.5L、葉色:38.2(SPAD値)】
新世紀の佐賀米作りへの「夢」と、朝露に濡れる稲の新鮮なイメージを「しずく」と表現し、「夢しずく」とネーミングされました。米袋のデザインは佐賀県厳木出身の風の画家中島潔さんのあたたかなイラストになっています。
(1)田植え時期 5月下旬~6月中旬
(2)収穫時期 9月中旬~下旬
【生育調査:8月5日(水)】
北部九州は7月29日、平年より10日遅い梅雨明けとなりました。8月上旬の平均気温は平年並み、降雨は無く、日照時間は平年を上回りました。
情報田での生育概況は、草丈は平年並、茎数は平年より少ない、主稈出葉数からみた生育は平年よりも遅れており、葉色は平年よりも濃くなっています。(下記の数値参照)
一般田での生育状況は、穂ばらみ期となり6月15日頃移植を行なった圃場では8月16~18日頃を出穂期と見込んでいます。
■情報田生育概況(夢しずく、武雄市橘町、8月5日調査)
注1)6月14日移植
注2)平年値は平成13~26年の平均値
▲武雄市内の一般田圃場。移植日は6月14日。8月11日撮影
【草丈:91.6㎝、茎数:315本/㎡、葉齢:12.5L、葉色:38.2(SPAD値)】
(写真・情報提供:佐賀県杵島農業改良普及センター)
Posted by 佐賀米マーケティング協議会
at 11:00
2015年08月17日
【さがびより】まもなく幼穂形成期
■さがびより
暑さに強く、品質、食味とも優れた新しい品種として、10年余りの開発を経て生まれたお米です。
「さがびより」の生産地と生産者は登録制で、‘おいしい「さがびより」基準’として各段階に(育成・栽培・出荷のまで)基準をもうけ、徹底した管理に取り組んでいます。
気候が大きく変動する中でも知恵と努力を重ね、迎えた収穫の日は、この上なく晴れやかな佐賀日和(さがびより)であるように…との思いをこめ「さがびより」と名付けました。
(1)田植え時期 6月下旬
(2)収穫時期 10月中旬
北部九州は7月29日、平年より10日遅い梅雨明けとなりました。8月上旬の平均気温は平年並、降雨はなく、日照時間は平年を上回りました。
情報田での生育概況は、草丈と茎数は平年並。主稈出葉数から見た生育は平年並で葉色は平年よりも淡くなっています。(情報田での生育概況については、下記の数値参照)
一般田での生育状況は、まもなく幼穂形成期を迎えます。
■情報田生育概況(さがびより、武雄市橘町、8月5日調査)

注1)6月20日移植
注2)平年値は平成21~26年の平均値

▲武雄市内の一般田圃場。移植日は6月22日。8月11日撮影
【草丈:72.4㎝、茎数:407本/㎡、葉齢:12.9L、葉色31.2(SPAD値)】
「さがびより」の生産地と生産者は登録制で、‘おいしい「さがびより」基準’として各段階に(育成・栽培・出荷のまで)基準をもうけ、徹底した管理に取り組んでいます。
気候が大きく変動する中でも知恵と努力を重ね、迎えた収穫の日は、この上なく晴れやかな佐賀日和(さがびより)であるように…との思いをこめ「さがびより」と名付けました。
(1)田植え時期 6月下旬
(2)収穫時期 10月中旬
【生育調査:8月5日(水)】
北部九州は7月29日、平年より10日遅い梅雨明けとなりました。8月上旬の平均気温は平年並、降雨はなく、日照時間は平年を上回りました。
情報田での生育概況は、草丈と茎数は平年並。主稈出葉数から見た生育は平年並で葉色は平年よりも淡くなっています。(情報田での生育概況については、下記の数値参照)
一般田での生育状況は、まもなく幼穂形成期を迎えます。
■情報田生育概況(さがびより、武雄市橘町、8月5日調査)
注1)6月20日移植
注2)平年値は平成21~26年の平均値
▲武雄市内の一般田圃場。移植日は6月22日。8月11日撮影
【草丈:72.4㎝、茎数:407本/㎡、葉齢:12.9L、葉色31.2(SPAD値)】
(写真・情報提供:佐賀県杵島農業改良普及センター)
Posted by 佐賀米マーケティング協議会
at 10:59
2015年08月03日
【七夕こし】稲穂大きく実り 収穫開始!
JAさが白石地区管内で7月31日、佐賀県特別栽培農産物認証を受けた27年産「七夕こしひかり」の収穫が始まりました。
いち早く収穫を開始したのは、白石地区錦江支所営農実践協議会オペレーターの下村実さん(46)と矢川輝彦さん(45)。同協議会へ刈り取り委託があった圃場、約2haの刈り取り作業を行いました。
白石地区管内の作付けは、 177ha(前年比97%)。生産者424人で栽培し、 680tの収量を見込んでいます。

▲スムーズに刈り取りを進める下村さん
下村さんは「27年産七夕こしひかりの圃場乾燥状態は良く、スムーズに刈り取れた。収量も平年よりありそうだ」と話し、白石地区錦江ライスセンター(RC)へ搬入しました。
白石地区錦江ライスセンター(RC)担当の錦江支所営農経済課の稲富浩文課長代理は「坪刈り基準で見れば、収量は見込める。被害粒が無い事を願いたい」と話しました。
今後、白石地区では各地で収穫作業が開始。ライスセンター(RC)やカントリーエレベーター(CE)では随時、入念な製品調製が開始され、8月7日には初出荷式典を白石地区中央支所で予定しています。

白石地区管内の作付けは、 177ha(前年比97%)。生産者424人で栽培し、 680tの収量を見込んでいます。

▲スムーズに刈り取りを進める下村さん
下村さんは「27年産七夕こしひかりの圃場乾燥状態は良く、スムーズに刈り取れた。収量も平年よりありそうだ」と話し、白石地区錦江ライスセンター(RC)へ搬入しました。
白石地区錦江ライスセンター(RC)担当の錦江支所営農経済課の稲富浩文課長代理は「坪刈り基準で見れば、収量は見込める。被害粒が無い事を願いたい」と話しました。
▲刈り取られた生籾を確認する矢川さん
今後、白石地区では各地で収穫作業が開始。ライスセンター(RC)やカントリーエレベーター(CE)では随時、入念な製品調製が開始され、8月7日には初出荷式典を白石地区中央支所で予定しています。
Posted by 佐賀米マーケティング協議会
at 17:08