2019年06月07日
【七夕コシ】有効茎が確保、株開帳


佐賀県南西部の有明海岸に面した平野部に位置するJAさが白石地区(白石町)で、栽培される極早期栽培のコシヒカリです。
旧暦の七夕のころ(8月7日前後)に収穫されるため、「七夕こしひかり」とネーミングしています。九州では、佐賀県を含むいくつかの県で早期のコシヒカリが栽培されていますが、佐賀県特別栽培農産物の基準で栽培される「七夕こしひかり」は特に評価をいただいており、8月中旬には良食味の新米コシヒカリをお届けできます。
(1)田植え時期 4月上旬
(2)収穫時期 8月上旬
【生育調査:5月15日(水)】
5月3半旬の気温は平年より高く、降水量は平年の9%と少なく、日照時間は平年比153%と長い傾向が続いています。
生育の程度は移植時期や圃場によって異なるものの、多くの圃場で有効茎が確保され、株が開帳してきた状態です。
現在、情報田の主稈出葉数から見た生育は平年と変わらず、葉色も平年並みに推移しています。
(生育概況・生育の様子については下記参照)
(写真:5月15日撮影)
今後の管理としては、有効茎が確保された圃場では、中干に入りましょう。
中干の際は、田面に軽い亀裂が入り、足を踏み入れれば足跡がわずかにつく程度に行いましょう。
また、併せて排水の悪い圃場等や葉色が濃ゆい圃場では、作溝を行っていきましょう。
(提供:佐賀県 杵島農業改良普及センター)