2017年07月14日
【佐賀米】豪雨後の水・栽培管理徹底
佐賀県(佐賀市)の気象状況は7月初め平年と比べると気温は3.2℃高く、日照時間は129%と長く、降水量は36%と少なくスタート。しかし、九州豪雨のあった7月6~9日は降水量が平年の390%、日照時間は平年比23%となりました。
■情報田生育状況(夢しずく、ヒノヒカリ、さがびより、ヒヨクモチ)

生育は全品種とも、平年と比べ草丈は高く、茎数は多く、葉齢は進んでいます。
降水量が多かったことからも、今後の水・栽培管理の徹底に努めて参ります。
【生育調査:7月10日(月)】
■情報田生育状況(夢しずく、ヒノヒカリ、さがびより、ヒヨクモチ)
生育は全品種とも、平年と比べ草丈は高く、茎数は多く、葉齢は進んでいます。
降水量が多かったことからも、今後の水・栽培管理の徹底に努めて参ります。
(情報提供:佐賀県農業試験研究センター)
2017年07月13日
【七夕こし・佐賀米】七夕こし現在穂揃い~乳熟期
佐賀県(白石地区)の天候は、6月中~下旬は、平年に比べ気温はわずかに高かったものの、7月に入り一転気温は高くなりました。7月上旬までの降水量は平年比60%と少なく、日照時間は平年比122%と高く推移しました。
七夕こしひかりは、4月7日に移植した圃場で平年よりも1日早い、7月2日に出穂期を迎えました。早い圃場では6月26日から出穂し、現在、穂揃い期~乳熟期となっています。


▲七夕こしひかり圃場の様子(写真提供:JAさが 広報課、7/12撮影)
そのほか佐賀米の情報田の生育状況は下記のとおり
■情報田生育状況(夢しずく、ヒノヒカリ、さがびより)

夢しずくについては、武雄市橘町において6月中旬ごろの降水量不足により、移植日が平年より5日程度遅れたことから、生育状況についても、草丈、茎数、主稈出用数はいずれも平年より少ない状況となっています。
ヒノヒカリについては、草丈は平年並み、茎数は平年より少ないものの、主稈出葉数から見た生育は平年より進んでいます。
さがびよりについては、草丈は平年並み、茎数は平年よりも多く、主稈出葉数は平年よりも進んでいます。
7月5~6日の集中豪雨により、白石地区では、浸冠水した圃場も見られたため、今後、分げつの確保に向けた水・栽培管理に徹底して努めて参ります。

▲七夕こしひかり圃場(写真提供:JAさが 広報課、7/12撮影)
【生育調査:7月5日(水)】
七夕こしひかりは、4月7日に移植した圃場で平年よりも1日早い、7月2日に出穂期を迎えました。早い圃場では6月26日から出穂し、現在、穂揃い期~乳熟期となっています。


▲七夕こしひかり圃場の様子(写真提供:JAさが 広報課、7/12撮影)
そのほか佐賀米の情報田の生育状況は下記のとおり
■情報田生育状況(夢しずく、ヒノヒカリ、さがびより)
夢しずくについては、武雄市橘町において6月中旬ごろの降水量不足により、移植日が平年より5日程度遅れたことから、生育状況についても、草丈、茎数、主稈出用数はいずれも平年より少ない状況となっています。
ヒノヒカリについては、草丈は平年並み、茎数は平年より少ないものの、主稈出葉数から見た生育は平年より進んでいます。
さがびよりについては、草丈は平年並み、茎数は平年よりも多く、主稈出葉数は平年よりも進んでいます。
7月5~6日の集中豪雨により、白石地区では、浸冠水した圃場も見られたため、今後、分げつの確保に向けた水・栽培管理に徹底して努めて参ります。

▲七夕こしひかり圃場(写真提供:JAさが 広報課、7/12撮影)
(写真提供:JAさが 広報課、情報提供:杵島農業改良普及センター)
2017年07月07日
【上場こし】生育良好。平年並みの収穫開始見込む
上場地区では、7月5日現在、早いところでは出穂を迎えている圃場もみられますが、おおむね7月10日ごろの出穂を見込んでいます。

同地区の育苗期の気温は平年並み~高めで、苗立ち枯れ等の発生が懸念されたものの、苗の仕上がりは良好。
平年に比べ草丈は若干低く、葉齢は平年並み、しかしながら茎数は近年になく多く確保されています。梅雨入り後も好天が続いたため生育は良好。しかし、今後、出穂~登熟期の水管理に向け、若干水不足が懸念されていたことから、今回の台風3号等に伴う降水で揚水不足も大幅に緩和されたようです。
上場こしひかりの収穫開始は、平年並みの8月13日ごろを見込んでいます。

▲浜ノ浦の棚田

▲大浦の棚田(一番上の写真も大浦の棚田にて撮影)

同地区の育苗期の気温は平年並み~高めで、苗立ち枯れ等の発生が懸念されたものの、苗の仕上がりは良好。
平年に比べ草丈は若干低く、葉齢は平年並み、しかしながら茎数は近年になく多く確保されています。梅雨入り後も好天が続いたため生育は良好。しかし、今後、出穂~登熟期の水管理に向け、若干水不足が懸念されていたことから、今回の台風3号等に伴う降水で揚水不足も大幅に緩和されたようです。
上場こしひかりの収穫開始は、平年並みの8月13日ごろを見込んでいます。

▲浜ノ浦の棚田

▲大浦の棚田(一番上の写真も大浦の棚田にて撮影)
2017年07月04日
【佐賀米】移植期~活着期。初期分げつにむけ管理徹底
佐賀県内では、6月末までの間に移植作業もひと段落し、いよいよ佐賀米は本格的に栽培開始へ。
6月に移植を行った情報田の生育状況は以下のとおりです。
■情報田生育状況
6月中旬に移植された夢しずくについては、活着し、葉齢の展開も見られ、さがびより、ヒヨクモチについては、移植期~活着期となっています。
育苗期間中に晴天が続いたことから、移植時の苗丈は平年よりも短い傾向に。移植後深水傾向になり、軟弱徒長気味に生育している圃場も見受けられます。
今後、初期分げつ確保にむけ、水管理・栽培管理ともに徹底して行っていきます。
6月に移植を行った情報田の生育状況は以下のとおりです。
【生育調査:7月3日(月)】
■情報田生育状況
6月中旬に移植された夢しずくについては、活着し、葉齢の展開も見られ、さがびより、ヒヨクモチについては、移植期~活着期となっています。
育苗期間中に晴天が続いたことから、移植時の苗丈は平年よりも短い傾向に。移植後深水傾向になり、軟弱徒長気味に生育している圃場も見受けられます。
今後、初期分げつ確保にむけ、水管理・栽培管理ともに徹底して行っていきます。
2017年07月04日
【七夕こし】生育平年より早く。出穂間近
佐賀県(白石)の6月上~中旬の天候は、気温は平年よりわずかに低く、降水量は平年の30%と非常に少なく、日照時間は平年より長く推移しました。
6月上~中旬には降雨が極端に少なく、山間部では白乾状態となる地域も見られるほどでしたが、その後、6月下旬には平年並みの降雨となりました。

情報田の生育状況については、平年に比べ草丈はわずかに低く、茎数は多く、葉色は濃く、主稈出葉数から生育は進んでいる状況です。
そのような状況により、出穂期は平年より数日早い、7月1~2日前後となる見込みです。
6月上~中旬には降雨が極端に少なく、山間部では白乾状態となる地域も見られるほどでしたが、その後、6月下旬には平年並みの降雨となりました。
【生育調査:6月21日(水)】
情報田の生育状況については、平年に比べ草丈はわずかに低く、茎数は多く、葉色は濃く、主稈出葉数から生育は進んでいる状況です。
そのような状況により、出穂期は平年より数日早い、7月1~2日前後となる見込みです。
2017年07月04日
めざせ8年連続特A!「さがびより」田植え
佐賀県産米「さがびより」の田植えが6月24、25日にピークを迎えました。

29年産で栽培8年目となる。県では10aあたり収量550kgを目標に掲げ、日本穀物検定協会の食味ランキングで8年連続「特A」評価獲得と、収量の安定確保を目指します。
「さがびより米(マイ)スター」として地域生産者の栽培指導を行う山﨑和則さんは24日、みやき町の圃場で田植えを行いました。

山﨑さんの29年産「さがびより」の作付面積は約1.4haで、7tの収量を見込んでいます。山﨑さんは「天候に恵まれ余裕をもって準備ができた。水管理や施肥をきちんと行い、おいしい米を届けるのでどんどん食べてほしい」と話しました。

29年産で栽培8年目となる。県では10aあたり収量550kgを目標に掲げ、日本穀物検定協会の食味ランキングで8年連続「特A」評価獲得と、収量の安定確保を目指します。
「さがびより米(マイ)スター」として地域生産者の栽培指導を行う山﨑和則さんは24日、みやき町の圃場で田植えを行いました。

山﨑さんの29年産「さがびより」の作付面積は約1.4haで、7tの収量を見込んでいます。山﨑さんは「天候に恵まれ余裕をもって準備ができた。水管理や施肥をきちんと行い、おいしい米を届けるのでどんどん食べてほしい」と話しました。
(写真・情報提供=JAさが広報課 6月24日、みやき町)